2015年2月28日土曜日

パーマのかかる仕組み。 by 三上

今日は最近デジパーも増えてきたので、パーマについてのお話を少し。
パーマがなんでかかるのかを簡単に説明すると・・・。

パーマの薬液で髪の中の結合を切って、形状を変えていきます。
つまりロッドに巻く、アイロンで伸ばす・・・とか。
で、髪の中で結合がずれたところで再結合させます!これが2回目につける薬ですね!
そうすることでその巻いた形や、アイロンで伸ばした形に記憶させる感じです。



パーマ、エアウェーブ、デジタルパーマ、コテパーマ、ストレートパーマ。色々な種類のパーマが出てきましたけど、基本的な原理はどれも同じようなもんです(^_^)

じゃあパーマとデジタルパーマって何が違うの?って話。

よく言われているのが、デジパーは乾いた時にしっかりとカールが出るパーマでスタイリングが簡単!そして持ちがいい!!!みたいな。
じゃあ全部デジパーでいいじゃん!って思うかもしれませんが、そんな簡単な話じゃないんです!(笑)
やっぱりデジパーと普通のパーマでは質感が違います。
乾かした時にハリがあるかないかはけっこう大きな差です!

まず、普通のパーマは濡れてる時にしっかりとしたカールが出ます!
しかし乾かした時にやはり少しダレます。ユルい感じに。
持ちもデジパーに比べると少し取れやすいです。
でも施術時間は早く、仕上がりは柔らかい印象になります。

あとは、根元からしっかり細いロッドでかけれるので、くりくりな感じとか、根元からボリュームを出したい時はデジパーにはできないんです(>_<)

逆にデジパーは薬の力と、形状を変える時のプロセスで機械につないで熱を入れて乾燥させてから2液に移ります。
縮毛矯正でアイロンで伸ばすときに、熱い温度で乾燥させますよね!あれと同じ原理です
なので、髪の毛の中の形状を変える力も強い事や、髪の毛のタンパク質を少し熱で固めているので、パーマの持ちも長くなり、乾いたときにもパーマが出やすいようになります。
卵が熱で固まる感じに近いです!生卵なままだとユルユルですけど、熱処理すると固まる・・・みたいな感じ!

途中の工程で、熱や乾燥。ここに違いがあるだけで、質感や持ちがガラリと変わります。

持ちが良く、ハリのある、スタイリングが楽なパーマを求めているならデジパー。あとはかかりにくい人はデジパー!
緩やかな柔らかいパーマは、かかりやすくて、スタイリングも得意な人向けって感じですかね(^o^)
ショートの人や、ボブくらいでも動きのある感じを出したい人にも普通のパーマのほうがあってると思います。

そしてどんな種類のパーマでも、長さがあればあるほどパーマの難易度が上がるパターンが多いです。毛先にダメージがあるし「長さがある=重みがある。」なので重力で引っぱられてストレートになろうとします。

逆にショートの方が割と簡単にカールがつきますね!!そして動きがつけやすいです!!!

パーマかけた事ない方や、パーマにトラウマがある人も多いと思います・・・。しかしながら痛まないパーマもカラーも世の中に存在しないし、目指す質感がコテで出した方がいいパターン等
かけた方がいい場合とかけない方がいい場合があります。

無理な時は無理ってちゃんとこちらからお伝えするので、パーマしようか悩んでいる人は、とりあえずmarcaでご相談を!!!

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